i-フィルター5.0を試してみた
以前Webフィルタリングソフトを使ってみた - longlowの日記で「i-フィルター4」について書いたことがあるのですが、その後「i-フィルター5.0」が発売になりました。こちらも無料お試し版があるので試してみました
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Ver4.0からの変更点として掲示板への書き込み禁止が可能に、そして検索で出てくる単語もフィルタリングできるようになった(検索結果フィルター)。またフィルター強度設定がかなり細かく設定できるようになった点ですね。こんな感じです
まず小学生向け、中学生向け、高校生向け、大人向け、企業向けのそれぞれのフィルター強度のデフォルト設定を見てみます
小学生向け
ヘルプの説明より
お子さまにも安心してインターネットをお使いいただける環境を整えます。この設定では、ショッピングや懸賞サイト、Webメールなどもブロック対象に含まれます。
当然だけど厳しい設定になっている。ただブログや個人HP、ニュースサイトがチェックされていないのでVer4.0の小学生向け設定より若干緩くなっている感じもする。あとVer4.0でもそうだったんだけど総合ソフトウェアダウンロードがチェックされているためソフト系のサイトの閲覧、ダウンロードができないことが多い。個人的にこれははどうかと思う。そしてこれは中学生向け設定でも適用されている
中学生向け
ヘルプの説明より
インターネットの便利な面を利用しつつ、刺激の強い内容はブロックします。チャットや掲示板など不特定多数とのコミュニケーションもブロック対象に含まれます。
書き込みブロック/有効、購入ページブロック/有効
小学生向け設定から性教育、ゲーム(ハンゲのようなサイトも含む)、メールマガジン、占い・超常現象、オークション以外のショッピングサイト等のチェックが外れてる。ちなみに性教育で検索してみても検索フィルタのほうで弾かれているサイトも多い
高校生向け
ヘルプの説明より
情報源としてのインターネットを十分に活用できる環境です。特に刺激の強い内容や、犯罪や暴力、不正IT技術に関する内容のほか、SNSや出会いなどのコミュニケーションもブロックされます。
書き込みブロック/有効、購入ページブロック/有効
小学生、中学生向け設定に比べかなり自由度が上がっている。グラビア、掲示板(ただし書き込みは不可)、チャット、webメール、動画・音楽配信(Youtube、ニコニコ動画も可)、インターネット銀行、懸賞・くじ、オンラインストレージ、総合ソフトウェアダウンロード、アップローダー等のチェックが外れている。この設定だとエロ以外なら普通にネットを使うにぶんにはさほど不自由しないと思う
企業向け
ヘルプの説明
業務外で使われる可能性の高いサイトがブロックされます。業務の種類によって、業務に使われるカテゴリのチェックマークを外してください。
書き込みブロック/有効、購入ページブロック/無効
デフォルトだとある意味小学生向けより厳しい設定なんじゃないかという気がしないでもない。まあ業務によって使い分けるような仕様なので仕方ないですが。あと求人がフィルタリングされているのも企業向けならでは
具体的にどのようなサイトがフィルタリングされるのか。そのあたりはまた別に書こうと思います
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つづき
続・i-フィルター5.0を試してみた - longlowの日記