DSiはマジコンだけでなくPARも使えないようです

Cop adopts homeless addict's newborn baby
DSiにおけるマジコンの動作検証の動画。今のところ全てのマジコンに対策がされているようです。それで動画を見ていて気づいたのがマジコンだけでなくPAR(プロアクションリプレイ)も使えないんですね。ただ単にDS用PARがDSiに対応していないだけなのか、それとも任天堂がPARに対して対策をしてきたのか。ゲーム業界、特に任天堂の傾向から見ると対策をしてきた可能性が高いとは思いますが、仮に対策をしてきたとしたらその理由はなんなのか


PARに関してはハードメーカーもソフトメーカーもあまりいい感情は持っていないようでwillのようにソフトウエアのアップデートでPARを起動しないようにしたり、メタルギアソリッド3ドラゴンクエストモンスターズジョーカーのようにチート対策をしてきているソフトも出てきている。もっともスタンドアローン型のゲームならチートしようがそう大きな実害があるわけでは無いのでしょうが、Wi-Fi対応のネットワーク型ゲームの場合だとチートが蔓延してしまうとそのゲームの世界自体が破壊されかねない

Wi-Fiの接続状況

ただ現状Wi-Fi接続率はあまり良くないようなので、チートの問題は起きているものの大問題になっているソフトはあまり無いようですが
ニンテンドーDSのWi-Fi対応ソフトのWi-Fi接続率は、ほとんどが2割台 やまなしなひび-Diary SIDE-

 このインタビュー記事自体は『バンブラDX』の発売後のエピソードを中心に語られているんですが……最後に岩田社長がサラッとこんなことを仰っていました。

<以下、引用>
 インターネットにつなぐことで起こる可能性をご存じないままのお客さんの数をできるだけ少なくしたいですよね。
 Wi-Fi対応のDSソフトのWi-Fi接続率は、なかなか3割を超えないんです。
 でも『バンブラDX』に限っては6割を超えているのですが、それでもWi-Fiで楽曲をダウンロードできることをご存知でないお客様がいらっしゃることが、非常にもったいないと感じているんです。
</ここまで>


「なかなか3割を超えない」=「ほとんどが2割台に留まっている」ということですよね?
これってかなりの衝撃情報じゃなかろうかと思いました。

もちろん「Wi-Fi対応ソフト」と言ってもピンキリで、『バンブラDX』のように「Wi-Fiに繋いでナンボ」というソフトから、一人用のRPGなのに取って付けたようなWi-Fi機能があるだけのソフトもありますし―――平均値が低くなってしまうのは当然なのですが。
ここでの岩田社長の発言を読む限り、1本辺りの接続率がなかなか3割を超えないということですよね。

なかなか接続率が良くならないのはネットワーク環境の問題や無線LANの普及、接続の複雑さが主な原因かとは思うのですが、チートの問題も見逃せないでしょう。いざ接続してみてもチートが蔓延しているとやる気を無くして以後接続をしなくなるなんてケースもあるかもしれないですし

Wi-FiとPAR対策

任天堂の岩田社長は「インターネットにつなぐことで起こる可能性をご存じないままのお客さんの数をできるだけ少なくしたいですよね。」と述べているくらいだから今後さらにWi-Fiを使うゲームは増えてくるんじゃないかと思う。そしてその普及やゲームの障害になるようなものは少しでも排除したい意向があるのかなと。ネットワークの問題等は任天堂だけでどうにかなる問題ではないので、まずできることとしてPAR対策をしてきたのかもしれない
まあ上にも書きましたがあくまでDSiがPAR対策をしてきたという前提の想像ですが