特定サービス産業動態統計調査から見る2009年1月の広告の状況

経済産業省が公表している特定サービス産業動態統計調査の2009年1月分速報が公開されたので、その中の広告業関係の数字を見たいたのですが


調査の結果|特定サービス産業動態統計調査|経済産業省
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result/excel/hv41_46_01j.xlsより

新聞 雑誌 テレビ ラジオ 4媒体合計
2009年1月 383億22百万円 87億99百万円 1074億28百万円 48億56百万円 1594億04百万円
2008年1月 473億65百万円 111億23百万円 1197億19百万円 51億42百万円 1833億50百万円
前年同月比 80.9% 79.1% 89.7 94.4 86.9%
屋外広告 交通広告 折り込み・DM 海外広告 SP・PR催事企画 インターネット広告 その他
2009年1月 38億95百万円 141億25百万円 446億60百万円 19億57百万円 461億90百万円 111億96百万円 829億34百万円
2008年1月 47億57百万円 158億98百万円 517億14百万円 26億45百万円 552億12百万円 100億30百万円 929億20百万円
前年同月比 81.9% 88.8% 86.4% 74.0% 83.7% 111.6% 89.3%
広告業売上高合計
2009年1月 3643億61百万円
2008年1月 4165億26百万円
前年同月比 87.5%

インターネット広告を除けば全て前年同月比よりマイナス。しかも二桁以上のマイナス幅の媒体がほとんどという非常に厳しい結果が出ている。その中で特に厳しいだろうなあと思われるのが「新聞」と「雑誌」。去年の2008年でも新聞は5129億09百万円(前年比86.4%)、雑誌は1916億90百万円(前年比89.9%)と二桁のマイナスで平成21年になっても不況の影響もありそのマイナスが止まりそうもない


雑誌はその影響もあってか休刊、廃刊の話がかなり出てきていますが、今年は新聞のほうにもそういう話が出てくるかもしれません。特に採算的に厳しいと言われている夕刊*1あたりにそんな話が出てくるかもしれないなあと