【2010FIFAワールドカップ】グループリーグ第二戦における得点とカードについてのまとめ
2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会のグループリーグ第二戦の試合が全て終了しましたので、【2010FIFA ワールドカップ】グループリーグ初戦における得点のまとめに続きグループリーグ第二戦の得点についてまとめてみました
※各数字はFIFAワールドカップ - Wikipediaの各大会のページと2018 FIFA World Cup Russia™ - FIFA.comより
グループリーグ第二戦の得点結果
グループリーグ第二戦総得点 | 42点 |
---|---|
一試合平均 | 2.62 |
引き分け数(内スコアレスドロー) | 4(1) |
2点差以上点差があった試合 | 7 |
出場チームが32になった1998年フランス大会以降の大会との比較
1998年フランス | 2002日韓 | 2006ドイツ | 2010南アフリカ | |
---|---|---|---|---|
グループリーグ第二戦総得点 | 43点 | 35点 | 36点 | 42点 |
一試合平均 | 2.68 | 2.18 | 2.25 | 2.62 |
引き分け数(内スコアレスドロー) | 6(1) | 6(1) | 4(2) | 4(1) |
2点差以上差があった試合 | 5 | 3 | 9 | 7 |
グループリーグ第一戦、第二戦を合わせた比較
1998年フランス | 2002年日韓 | 2006年ドイツ | 2010年南アフリカ | |
---|---|---|---|---|
グループリーグ初戦総得点 | 37点 | 46点 | 39点 | 25点 |
一試合平均 | 2.31 | 2.87 | 2.43 | 1.56 |
引き分け数(内スコアレスドロー) | 5(2) | 4(0) | 3(2) | 6(2) |
2点差以上点差があった試合 | 5 | 6 | 7 | 3 |
1998年フランス | 2002日韓 | 2006ドイツ | 2010南アフリカ | |
グループリーグ第二戦総得点 | 43点 | 35点 | 36点 | 42点 |
一試合平均 | 2.68 | 2.18 | 2.25 | 2.62 |
引き分け数(内スコアレスドロー) | 6(1) | 6(1) | 4(2) | 4(1) |
2点差以上差があった試合 | 5 | 3 | 9 | 7 |
7対0というスコアに終わったポルトガル×北朝鮮戦があったとはいえ第二戦になって劇的に得点数が多くなっています。理由として考えられそうなのは公式試合球「ジャブラニ」にフィールドプレーヤー、特にフォワードの選手が慣れてきたことじゃないかなと。実際に登録ポジション別の得点数でもフォワードの得点が大幅に多くなっています。
審判とカードの問題について
あとこれはグループリーグ、そしてこの大会が終了してからまとめてみようかと思っているのですが、審判の問題、特にイエローカード、レッドカードの枚数についてです。今大会でもグループリーグ第二戦終了の段階でクローゼ、キューウェル、カカの退場、スイス×チリ戦でのカード乱発など取り沙汰されていますが、グループリーグ第二戦終了時で出されたカードの枚数は以下のようになっています
※カードの枚数はFIFA.com - The matches of 2010 FIFA World Cup South Africaにある各マッチレポートより
イエローカード | イエローカード2枚による退場 | レッドカード |
---|---|---|
116 | 5 | 5 |
イエローカード2枚による退場も合わせると出されたカードの枚数はイエロ−カード126枚、レッドカード5枚になり、グループリーグ第二戦終了時におけるイエローカードの一試合平均枚数は3.93枚となっています。一見すると多いように思えますが2002日韓大会のグループリーグ全試合におけるイエローカードの一試合平均枚数は4.33枚、2006ドイツ大会は5.37枚だったので*1、今のところ2002日韓大会、2006ドイツ大会に比べるとイエローカードの枚数は少なめだったりします。ただグループリーグ第二戦終了時レッドカード5枚というのは、2002日韓大会のグループリーグ全試合におけるレッドカードが8枚、2006ドイツ大会が5枚だったのを考えるとやや多めかなという感じはします。
まあ2006ドイツ大会でカードの乱発が問題視されたこともあり*2、現時点では多くの審判がなるべくカードに頼らないで試合をコントロールしようとしているのかなと個人的には思っています。