1983年から2010年までの主なコンシューマーゲーム機のタイトル数

ファミコンのソフトが発売された1983年から2010年までの主要なコンシューマーゲーム機のタイトル数をまとめてみました。


※2016年までのタイトル数は2016年までの主なコンシューマーゲーム機のタイトル数見てください。
※タイトル数はCategory:ゲーム機別ゲームタイトル一覧 - Wikipediaにあるそれぞれコンシューマーゲーム機のタイトル数から独断で抜粋。
wikipediaからの情報のため、だいたいこのくらいのタイトル数が発売されたという程度に見てください。
※日本国内で発売されたタイトル数です。
※基本的に追加要素の無い廉価版、Best版などは含まれていません。
※配信専用タイトルやアーカイブのソフトなどは含まれていません。
※2010年に関しては一部私が数えたタイトル数になっています。
※各数字は後で訂正される可能性があります。
メガドライブPCエンジンなどは周辺機器専用のソフトも含まれています。またNEOGEOにはネオジオCDのソフトも含まれています。
※略称は「FC:ファミリーコンピュータ」。「FCDS:ディスクシステム」。「SFCスーパーファミコン」。「VBバーチャルボーイ」。「N64NINTENDO64」。「GCゲームキューブ」。「GB(GBC):ゲームボーイゲームボーイカラー」。「GBAゲームボーイアドバンス」。「DS:ニンテンドーDS」。「PS:プレイステーション」。「PS2プレイステーション2」。「PS3プレイステーション3」。PSPプレイステーション・ポータブル」。「マークIIIセガマークIII」。「MD:メガドライブ」。「SS:セガサターン」。「DC:ドリームキャスト」。「GG:ゲームギア」。「PCE:PCエンジン」。「NGPC:ネオジオポケット」。「WS:ワンダースワン

1983年から1999年のタイトル数

FC FCDS GB(GBC SG-1000 マークIII MD PCE
1983年 9 * * 23 * * *
1984 20 * * 9 * * *
1985年 69 * * 25 9 * *
1986年 86 34 * 7 16 * *
1987年 118 68 * 2 31 * 5
1988年 142 55 * * 27 4 21
1989年 147 20 25 * 1 21 75


1990年から1999年のタイトル数

FC FCDS SFC VB N64 GB(GBC PS MD SS DC GG PCE PC-FX NEOGEO NGPC 3DO プレイディア WS
1990年 157 14 9 * * 118 * 60 * * 10 116 * 11 * * * *
1991年 151 6 47 * * 111 * 92 * * 44 110 * 17 * * * *
1992年 95 2 176 * * 115 * 98 * * 23 120 * 13 * * * *
1993年 92 * 269 * * 80 * 124 * * 22 85 * 7 * * * *
1994年 7 * 370 * * 93 17 109 8 * 46 74 3 12 * 88 11 *
1995年 * * 360 19 * 58 133 44 144 * 38 35 12 22 * 106 16 *
1996年 * * 152 * 10 38 411 2 319 * 12 7 24 18 * 17 6 *
1997年 * * 29 * 43 53 478 * 351 * * 1 16 7 * * * *
1998年 * * 17 * 54 98 579 * 215 8 * * 7 7 9 * * *
1999年 * * 14 * 58 146 627 * 17 113 * 1 * 3 39 * * 68


2000年から2010年のタイトル数

SFC N64 GC wii GB(GBC GBA DS PS PS2 PS3 PSP Xbox Xbox360 SS DC NEOGEO NGPC WS
2000年 4 37 * * 175 * * 512 120 * * * * 3 161 3 30 49
2001年 * 6 10 * 112 132 * 266 219 * * * * * 118 1 4 40
2002年 * * 69 * 14 209 * 226 341 * * 69 * * 49 4 * 27
2003年 * * 97 * 2 155 * 46 447 * * 55 * * 27 3 * 11
2004年 * * 43 * * 185 14 2 464 * 18 57 * * 17 3 * 2
2005年 * * 47 * * 79 112 * 445 * 94 39 10 * 2 * * *
2006年 * * 11 21 * 31 240 * 332 13 188 2 60 * 2 * * *
2007年 * * * 101 * * 426 * 241 53 100 1 60 * 2 * * *
2008年 * * * 123 * * 422 * 146 81 103 * 75 * * * * *
2009年 * * * 104 * * 298 * 75 65 182 * 75 * * * * *
2010年 * * * 60 * * 193 * 39 110 224 * 98 * * * * *


年度ごとの合計のタイトル数

合計 合計 合計
1983年 32 1990年 495 2000年 1236
1984 29 1991年 578 2001年 1044
1985年 103 1992年 642 2002年 982
1986年 143 1993年 679 2003年 819
1987年 224 1994年 838 2004年 703
1988年 249 1995年 987 2005年 744
1989年 289 1996年 1016 2006年 858
* * 1997年 978 2007年 984
* * 1998年 994 2008年 950
* * 1999年 1086 2009年 799
* * * * 2010年 724


個人的に興味深かったコンシューマーゲーム

ゲームボーイゲームボーイカラー

1989年から2003年まで15年もソフトがリリースされていたハード。ここまでハードの寿命が延びたのはタイトル数が減少していた時にポケモンが発売(1996年)され大ヒットした事でまた息を吹き返したのが要因かと思われます。一つのソフトがハードの寿命を変え、そして後に続く携帯ゲーム機全盛を思えばポケモンの影響力はいろいろな意味でとんでもなかったんだなとあらためて思い知らされます。

PCエンジン

メインハードとはならなかったものの息長くソフトが供給されていたハード。まあ周辺機器のおかげではあるのでしょうが。しかし思った以上にタイトル数が多くて驚きました。

プレイステーション

据え置き機において任天堂から覇権を奪い取ったハード。タイトル数を見てこんなにも発売されていたのとちょっと唖然としてしまいました。ちなみにPSで最もタイトル数が多かった1999年は廉価版等も合わせると822本*1も発売されていたそうです。

2010年のタイトル数についてと2011年の予測

2010年は3DSの発売が翌年に控えていたこともありDSのタイトル数の減少傾向が続き、全体のタイトル数も2009年に比べ70本以上減少となっています。そんな中で比較的元気なのがPS3PSPソニー勢でしょうか。特にPSPはDSのタイトル数を初めて抜き2010年で最も多いタイトル数のハードとなっています。ちなみに2010年の家庭用ゲームの市場自体はこのような状況だったそうです。
2010年国内家庭用ゲーム市場規模は約4936億円―もっとも売れたソフトは『ポケットモンスターブラック・ホワイト』に - ファミ通.com

 エンターブレインは2011年1月5日、2010年の国内家庭用ゲーム市場に関する速報を発表した。集計期間は2009年12月28日〜2010年12月26日となっている。

 2010年年間のハード・ソフトの合計市場規模は4936億6000万円で、昨年対比91%という結果に。エンターブレインではリリースで「2010年のハード市場は、2009年秋からの各機種の価格改定や、ニンテンドー3DSの発売を控えてプラットフォームが世代交代の時期に差し掛かっている影響などから減少したものの、ソフト市場は、下半期に発売となった『ポケットモンスターブラック・ホワイト』や『モンスターハンターポータブル 3rd』といった大型ソフトを含め、前年と同じくミリオンタイトルが7本となり、ほぼ昨年並みの市場規模となっています」としている。


そして2011年ですが3DSが発売されるとはいえ初年度である事を考えるとそう多くのタイトル数がリリースされるとは考えにくいかなと。さらにこの景気の状況でありメーカーも開発費等を抑えるためにタイトル数を絞っている感じもします。そう考えると2010年のタイトル数並か少し多いくらいになるのかなと個人的に思っています。