【2010FIFAワールドカップ】グループリーグ初戦における得点のまとめ
6/11に南アフリカ×メキシコ戦から始まった2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会ですが、波乱の結果に終わったスペイン×スイス戦によりグループリーグの初戦が全て終了しました。それであらためて2010 FIFAワールドカップ - Wikipediaで今大会のスコアを見ていたのですがなんとなく今大会はゴールが少ないような?と思ったので。出場チーム数が32になった1998年フランス大会からのグループリーグ初戦の得点状況を調べてみました。
※各数字はFIFAワールドカップ - Wikipediaの各大会のページと2018 FIFA World Cup Russia™ - FIFA.comより
1998年フランス大会のグループリーグ初戦の結果と得点
ブラジル | 2−1 | スコットランド |
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モロッコ | 2−2 | ノルウェー |
イタリア | 2−2 | チリ |
カメルーン | 1−1 | オーストリア |
サウジアラビア | 0−1 | デンマーク |
フランス | 3−0 | 南アフリカ |
ナイジェリア | 0−0 | ブルガリア |
スペイン | 2−3 | ナイジェリア |
韓国 | 1−3 | メキシコ |
オランダ | 0−0 | ベルギー |
ユーゴスラビア | 1−0 | イラン |
ドイツ | 2−0 | アメリカ |
イングランド | 2−0 | チュニジア |
ルーマニア | 1−0 | コロンビア |
アルゼンチン | 1−0 | 日本 |
ジャマイカ | 1−3 | クロアチア |
グループリーグ初戦総得点 | 37点 |
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引き分け数(内スコアレスドロー) | 5(2) |
2点差以上点差があった試合 | 5 |
2002年日韓共催大会のグループリーグ初戦の結果と得点
フランス | 0−1 | セネガル |
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ウルグアイ | 1−2 | デンマーク |
パラグアイ | 2−2 | 南アフリカ |
スペイン | 3−1 | スロベニア |
ブラジル | 2−1 | トルコ |
中国 | 0−2 | コスタリカ |
韓国 | 2−0 | ポーランド |
アメリカ | 3−2 | ポルトガル |
アイルランド | 1−1 | カメルーン |
ドイツ | 8−0 | サウジアラビア |
アルゼンチン | 1−0 | ナイジェリア |
イングランド | 1−1 | スウェーデン |
クロアチア | 0−1 | メキシコ |
イタリア | 2−0 | エクアドル |
日本 | 2−2 | ベルギー |
ロシア | 2−0 | チュニジア |
グループリーグ初戦総得点 | 46点 |
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引き分け数(内スコアレスドロー) | 4(0) |
2点差以上点差があった試合 | 6 |
2006年ドイツ大会のグループリーグ初戦の結果と得点
ドイツ | 4−2 | コスタリカ |
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ポーランド | 0−2 | エクアドル |
イングランド | 1−0 | パラグアイ |
トリニダーゴ・トバゴ | 0−0 | スウェーデン |
アルゼンチン | 2−1 | コートジボアール |
セルビア・モンテネグロ | 0−1 | オランダ |
メキシコ | 3−1 | イラン |
アンゴラ | 0−1 | ポルトガル |
アメリカ | 0−3 | チェコ |
イタリア | 2−0 | ガーナ |
オーストラリア | 3−1 | 日本 |
ブラジル | 1−0 | クロアチア |
韓国 | 2−1 | トーゴ |
フランス | 0−0 | スイス |
スペイン | 4−0 | ウクライナ |
チュニジア | 2−2 | サウジアラビア |
グループリーグ初戦総得点 | 39点 |
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引き分け数(内スコアレスドロー) | 3(2) |
2点差以上点差があった試合 | 7 |
2010年南アフリカ大会のグループリーグ初戦の結果と得点
南アフリカ | 1−1 | メキシコ |
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ウルグアイ | 0−0 | フランス |
韓国 | 2−0 | ギリシャ |
アルゼンチン | 1−0 | ナイジェリア |
イングランド | 1−1 | アメリカ |
アルジェリア | 0−1 | スロベニア |
セルビア | 0−1 | ガーナ |
ドイツ | 4−0 | オーストラリア |
オランダ | 2−0 | デンマーク |
日本 | 1−0 | カメルーン |
イタリア | 1−1 | パラグアイ |
ニュージーランド | 1−1 | スロバキア |
コートジボアール | 0−0 | ポルトガル |
ブラジル | 2−1 | 北朝鮮 |
ホンジュラス | 0−1 | チリ |
スペイン | 0−1 | スイス |
グループリーグ初戦総得点 | 25点 |
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引き分け数(内スコアレスドロー) | 6(2) |
2点差以上点差があった試合 | 3 |
比較と感想
1998年フランス | 2002年日韓 | 2006年ドイツ | 2010年南アフリカ | |
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グループリーグ初戦総得点 | 37点 | 46点 | 39点 | 25点 |
一試合平均 | 2.31 | 2.87 | 2.43 | 1.56 |
引き分け数(内スコアレスドロー) | 5(2) | 4(0) | 3(2) | 6(2) |
2点差以上点差があった試合 | 5 | 6 | 7 | 3 |
見比べてみるとグループリーグ初戦ではありますが今大会のゴールの少なさがわかる。理由はいろいろ考えられそうですが高地、ボール、戦術あたりが考えられそうで、個人的にはボールと戦術の影響が大きいと思っています。
まずボール。今大会の公式球「ジャブラニ」は当初ゴールキーパーに不評*1でゴールが量産されるかと思ったのですが、どちらかというとフィールドプレイヤーの不慣れのほうが影響したかグループリーグ初戦はフリーキックやミドル、ロングシュートからの得点がほとんど無く、ゴールの減少の一因になっているかなと。そして戦術。グループリーグ初戦は比較的弱いチームが堅守速攻で勝負してきており、またそれが上手く機能しているチームが多い。そのため実力差があっても得点が入りにくい状況になっていると思われる。
ただグループリーグ第二戦の初戦であるウルグアイ×南アフリカ戦ではウルグアイが3-0で勝利し、その得点の中にはミドルシュートからの得点もあり(まあDFに当たってはいたが)、ある程度ボールに慣れてきてはいるようなので第二戦、第三戦はここまで得点が少ない状況にはならないと個人的には予想しています。
あとついでにグループリーグ初戦の登録ポジション別得点数も調べてみたのですが
※他の得点はオウンゴール
DF | MF | FW | 他 |
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8点 | 10点 | 6点 | 1点 |
あくまで登録ポジションなので実際の試合のポジションとは別のケースもありますがDFの得点が意外と多いなと