オリンピックと競技団体の収入

OLMPIC PROGRAMME COMMISSION REPORT TO THE 117th IOC SESSION http://multimedia.olympic.org/pdf/en_report_953.pdf(2005年7月に開かれた第117回IOC総会でのIOCレポート)
より抜粋

ISAF(ソフトボール) 86.1%
FITA(アーチェリー) 83.8%
ICF(カヌー) 74.9%
UIPM(近代五種) 72%
ISAF(ヨット) 65%
AIBA(ボクシング) 62.7%
IBAF(野球) 56.9%
FIE(フェンシング) 55.6%
IWF(ウェイトリフティング) 53.1%
FIG(体操) 49.6%
ISSA(射撃) 48.6%
IJF(柔道) 46.6%
FISA(ボート) 44.6%
FILA(レスリング) 43.5%
FIH(ホッケー) 41.1%
IBF(バドミントン) 40%
ITU(トライアスロン) 33.4%
ITTF(卓球) 24.9%
IHF(ハンドボール) 23.2%
WTF(テコンドー) 19.1%
UCI(自転車) 16.9%
FIBA(バスケットボール) 16.5%
FINA(水泳) 16.2%
FEI(馬術) 13.6%
IAAF(陸上) 10%
ITF(テニス) 6.5%
FIFA(サッカー) 0.3%

FIVB(バレーボール)は数字無し


資料としては些か古いのですがこの数字が何を意味するかというと夏季オリンピックで行われる各競技団体のオリンピックからの収入依存度(reliance on Olympic revenues)です。一部の競技を除けばいかに収入をオリンピックに頼っているかということがわかるんじゃないかと思います

現在中国のほうはいろいろきな臭い状況が起きているようで北京オリンピックへのボイコットの話がさらに出てくるかもしれません。ただ個人レベルではともかく競技レベルでのボイコットの話が出てきにくい理由がこの依存度にあるんじゃないかと思います。それこそもし北京オリンピックが中止なんてことになればいくつかの団体は破産状態にもなりかねないですしね