2008年日テレでの巨人戦放送予定を見て思うこと

2008年度巨人軍主催ゲームの野球中継についてプレスリリース@日テレ

読売巨人軍主催ゲームの放送予定>
地上波 : 41試合(デーゲームを含む)
地上orBS : 2試合
BS日テレ : 19試合
日テレG+(CS) : 72試合

※他球団主催ゲームは調整中です。

デーゲームの試合日程はもう出ていてこれが8試合、つまりナイターは最低33試合は放送するということになりますね(視聴率が悪ければ深夜送りもあるかもしれないけど)。正直思ってた以上に放送するなというのが感想です。2007年の巨人戦ナイターの年間視聴率は9.8%と2006年に比べて0.2%上昇はしたのですが、まあ放送の日程見るとわかるのですが比較的視聴率が取りやすい前半戦に中継を集中させまた裏に高視聴率番組がある日をなるべく避けてたりと細心とも言っていい日程を組んだにもかかわらず2桁には届かなかった。またこの視聴率の低迷が日テレ本体の収益にも影響してきおり場合によっては2007年の日テレでのナイター放送数40から半減もあるか?とも思ってましたがなんとかナイター30試合以上の放送数を確保はしたようです。


まあ別にプロ野球に限らずスポーツの中継というのは全体的に苦戦気味ではあります。今視聴率が取れるのは一部の競技の代表戦か大きい大会のマラソン、駅伝中継(どういう訳かマラソン、駅伝の中継はいい数字が多い)あと最近数字が落ち気味ですけどフィギュアスケートくらいで、逆にどのスポーツでもいわゆるレギュラーシーズンのリーグ戦中継は本当に視聴率が取れなくなってきています(おそらく日本で一番数字が取れるリーグ戦は大相撲)。


そのためスポーツ中継はCSに移行してきています。スポーツはリアルタイムで見る価値が非常に高いコンテンツのためCS移行は比較的成功してきてはいるものの、競技の普及や人気向上を考えると影響力が桁違いに大きい地上波キー局での放送はなんとしても欲しいところでしょう、特にプロ野球は基本的に球団の親会社への宣伝効果が目的のため地上波での露出低下はそれこそ存続問題になりかねない。だからこれ以上の放送数低下はなんとしても避けたいところでしょう。もしかしたら2008年の視聴率次第でまた2004年の時のような球界再編が起きるかもしれませんね